和風曲を作るときの3つのアプローチ

和風曲をたくさんつくりました

とある案件で全編和風にしたいということで、10曲以上一気に和風曲を作りました。

和風曲と一口に言ってもいろいろなタイプの和風曲があって、そのパターンを3つほど紹介しようと思います。実際今回のお仕事ではこれらを使い分けてうまいことやったつもりです。

1.メロディを和風にする

一番ぱっと思いつくのが旋律を和風にすることだと思います。具体的にはペンタスケールを使うことですね。Cメジャーだったら「ドレミソラ」の5音のみで主旋律を構成することで和風っぽく感じです。マイナーの場合はまた少し違ってくるのですが、Aマイナーだったら「ラドレミソ」ですね。

より和風にしたいのであれば少しハネ系のものにしてもいいかもしれません。リズムからも和を感じる部分って結構あってお祭りとかで聞くような「チャンカチャンカ」みたいな感じで陽気にハネるとどこか和を感じます。不思議ですね。

この曲とか音色とかはそこまで和を感じるものではありませんがメロディだけで和を感じますね。「シレミファラ」の5音でほとんど成り立っています。

2.音色を和風にする

この場合はメロディはそこまで和にこだわっていなくても、音色がもつ特徴だけで和の雰囲気を持ってくるパターンですね。メロディーなんかはけっこうクラシカルだったりしても、それを奏でる楽器が和楽器だとそれだけで和を感じます。

この曲とかわりとクラシカルな展開をしていると思うんですけど、弦と笛がユニゾンしたり、後ろで和太鼓が鳴っていたりすることで和のテイストを崩さずに成立していますね。

使う音源ですが、KotoNationUVI WorldSuite8dio Taiko EnsembleBFDの和太鼓拡張あたりですね。KotoNationは1.2が来ているのにこのお仕事中に気づきました。少し便利になっていました。UVIに関しては昔記事を書きました。

世界中の民族楽器をサンプルしたWorld Suite 現在もセール中で、年に何回かセールになっている気がするWorld Suite。...

3.これは和風です。と言い張る

上の2つの要素を取り入れつつ、とにかく自分は今和風の曲を作っているんだと思い込み、そして提出の際にドヤ顔で和風と言い張ることが大事だと思ったり。

「ここはペンタだから和風です。」

「ここは尺八が入っているので和風ですね。」

という風に先方を説得しましょう。

まとめ

というわけで、3つ紹介でした。この3つを基本に、リクエストに応じてロックっぽくしたり、EDMっぽくしたり、純粋に和風の曲にしたりとすることで差別化を図りつつ制作していきました。

  • メロが和、楽器は和以外
  • メロは和でない、けど楽器は和
  • メロも楽器も和
  • メロも楽器も和でないけど気持ちは和

これだけで4パターン作れるので、これにメジャーマイナーの違いだったりエレキギター入れたり、シンセ入れたりして差別化していくと10曲分のアイディはわりと簡単に出てくるかなと思いました。

以上、和風曲作りまくり期間の感想でした!

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