SSL Duendeがアプデされていた
先週くらいにSSL Duendeがセールになっていてその時に大きくUIが変わっていたのにびっくりしてアプデしました。V6.2を記念してのセールだそうです。
以前までのバージョンですと、UIは実機っぽい感じで無機質な感じだったのですが、V6.2ではすこしそのあたりがDAWっぽいというかスタイリッシュという感じになっていました。
すこし触ってみたのでその印象を書いていきます。
Comp,EQ, Buscomp, ChannelStripを比較
とりあえずUIの変化をぺたぺた貼ってみます。


X-compはMax Gain Reductionが追加されたのと、フィルターのブレンドがつまみで弄れるようになったのが大きな変更ですね。音質としては大きな変化はないように感じましたが若干質感が違うかな?という感じでした。


X-EQは機能的には大きな違いはないのかなと言う感じですかね。Qの形のヘルプが右下に出るようになったのが親切なところでしょうか。どことなくPro-Qを意識したようなカラフルなUIがGoodですね。こちらも音質的には大きくは変わっていないですね。


BusCompはまず横長になりましたね。あとはHPFとDryとのブレンドができるようになっています。音質ですがこれは一聴して分かる感じに変化していて、すこしハイの持ち上がり方がマイルドになっているかなという印象でした。
BusCompにHPFをつけるのは近年のバスコンプのトレンドと言うか必須要素になっている気がするので、これは大きなアプデですね。


UIが少し大きくなって見やすくなっていますね。つまみも立体的に表現されていて個人的には好みです。音質も少し変わっていてSlateDigitalのVirtual Rackを使うことが多かった最近の制作ですが、こちらに戻ってもいいのかなと言う感じでした。やはりいい音ですね。ほんのりこのプラグインらしい色をつけてくれる感じです。
感想
全体的に少し音質をブラッシュアップしつつUIがきれいになっていてMixが楽しくなるようなアプデでした。少し前のバージョンより起動が重いのが気になるところですが、音質ではレギュラーに返り咲きそうなものになっていました。アプデまだの人はぜひぜひしてみてください!