2019に買ったものを紹介
今年のブラックフライデーのセールは細々としたものを買うにとどまりました。シーズン中といいますか、夏あたりにちょこちょこっと機材を買ったので、便利そうなプラグインを中心にいくつか買いました。買ったものは前回の記事を参照で。
1.Decapitator
一つはSoundtoysから出てるDecapitator。歪み系のプラグインです。5種類のプリアンプをシミュレートしてあって、ちょびっとした歪を足してアナログ感だったり、質感の変化だったりを加えられるものです。
これが思っていたよりも良くて、打ち込んだドラムやKemperで弾いたもの、仮歌さんのボーカルデータなど、すこし音質にリッチさが欲しい物にとりあえず挿していけるものでした。おすすめ!
2. Little AlterBoy
こちらもSoundtoysから。ボーカルトラックの処理にフォーカスしたもの。仮歌さんに自分の歌を渡すときに少し女の子っぽくしたくて買ってみました。完全に自己満足のもの。歪もついてたりして意外と出番がありそうな予感もしてます
3.Plugin Alliance Mega bundle
以前までSlate Digitalのプラグインをサブスクライブしてたんですけど、ちょっとお試しでこちらに移行してみました。Slateとの違いは月額か年額かのところでしょうか。
Slateのプラグインもいいんですけど、けっこう使わないものが多かったり、更新頻度がPAのほうが高い気がしたのでこっちにしてみました。
あとはPAのほうが元ネタがわかりやすいものが多く、設定例とかどこに挿してるのかとかそういった参考例を探す際に迷いづらいというのも地味に良いところかなと思います。
問題というほどでもないですけど、結構昔からBrainworxのプラグインとか好きでいくつかのPluginはサブしなくても使えるんですよね。けっこうセールも頻繁にするメーカーですし、ある程度使いたいものが絞られたらそれぞれ買ってサブは切ったほうがいいかもしれません。
4.8DiOboe
大好きなメーカーのオーボエ専用音源。$9くらいだったのでポチッと買ってみました。まだそこまで使ってないですけど音はいいけど、レガートがよれよれな印象。。。打ち込みでうまく使えるかが不安なところです。劇伴でレコーディングしたときの聞いた感じに似ていたのでできれば積極的に使っていきたいところ。
5.Celestial
Acustica Audioのエミュレーションプラグイン。元ネタはSSLのフュージョン。まだ使ってないですけど、ここのメーカーはめちゃくちゃできが良いのでとりあえずDLしておきました。前回あったCeilもなんだかんだ結構使ってますし、この子にも期待してます。2月まで無料です。
ちなみに、Acustica Audioのプラグインの元ネタをまとめてくれている人がいたので紹介しておきます。→https://justpaste.it/AcusticaAudioAcquaMasterList
買おうか迷ってる音源
V collection
Arturiaのシンセ詰め合わせ的なもの。有名所のものはだいたい入ってるはずです。あまりビンテージシンセを使うアイディアがないのですが、ぽつっと一個こういう音源入ってるだけでけっこう曲の雰囲気作れそうな気がするので気が乗ったときに買ってみようかなという感じ。オルガンやエレピなども含んでるのがGood。
8dio Century Strings
8dioのやや小編成の弦音源。歌ものでガッツリ使えそうなものの候補として入ってますがなかなか購入に踏み切れず。ほかにもCSSやSpitfireの弦など、いろいろと弦音源が気になるのですが、抜き出て気になるものもないし今の環境を変えてくれるような気もしないので様子見といったところ。
Orchestral Tools
今年たくさんリリースした気がするOTですけど、Junkie BrassやTime Microなど良さそうな音源が多いです。ブラスってけっこうメーカーによって印象変わるんでこういう系一個持っておいてもいい気がします。 Time Microは総合音源っぽいですね。
まとめ
と、いろいろと細々としたもので調整、と言った感じで終えました。他にもなにか買ったりしてるかもしれないですけど、即戦力として頑張ってくれてるものを紹介しました。今後もっといい音源は出てくるだろうし、ジャンルや目的に合わせて多様化してきそうなので、歌よりのものと劇伴やゲームっぽいものなど足りないところを補いつつ賢くお買い物していけたらなぁと思う感じです。