DAWに必要なものを入れまくる
前回の記事では、Windows周りの基本的なものを紹介しましたが、ここではDAW周りのものをいろいろまとめておこうかなと思います。半分はよく使うソフトの紹介、半分はまたPC乗り換えのとき用の覚書になります。

Kontakt
ソフトウェア音源の分譲マンションと化してるNIのKontaktさんですが、まずこの子が一番たいへんなのでこの子から処理していきます。
NativeAccessというアプリがあって、とりあえずこれで自分がアクティベートしてあるNI製品はまとめてインストールできます。
自分の場合、Kontakt含め音源はHDDに残っていたので再DLやDVDから入れ直すということはなかったのですが、もしサンプルファイルも落とす必要がある場合でもこの子でやってもらえるようです。
NI製のKontakt音源
サードパーティ製のものはNativeAccessでインストールしなおせばKontak側でもライブラリとして認識してくれました。
むしろ大変だったのはなぜか純正のNI製のもので、こちらのライブラリの登録が少し面倒でした。というのも、NI製のものは「Install」ボタンを押すとサンプルのダウンロードから始まってしまい、ライブラリのインストールのみをすることができません。(2018.7月現在)
なので、一度Kontaktを過去のバージョンのものに落として、以前まであった「Add Library」のボタンから一つ一つ認証させていきます。参考記事、動画はこちら
なぜ純正のライブラリがこんな事になっているのかはわかりませんが、現在対応中とのことです。5.6.6のKontaktを落として、AddLibraryから追加した後NativeAccessから現行バージョンに戻すというのが今の所の対応法だそうです。
BFD2
まず、BFD2をFxPansionから落とします。(未だに2を使ってます)
BFDを起動して、ライブラリが入っているフォルダを追加します。自分の場合こんなかんじ。
すると、「アクティベートされていない音源があります」的なことを言われて、LicenseManagerが立ち上がるので、FxPansionのMyPageにあるプロダクトキーを使って一個一個認証させていきます。
昔BFDは3回アクティベートするとFxPansionにメールしないと再アクティベートできなかった気がするんですけど、今ってどうなんでしょうか?たまたまなのか、どれも3回以内だったのかわかりませんが特にそういったこともせずBFDは終了。
一つ購入したのにDLしていないライブラリが見つかり棚からぼた餅でした。笑
Slate Digital
ミックスで使うSlateDigitalの全部入りを落とします。SlateDigitalからログインして、Gobblerアプリをダウンロード。こちらは簡単ですね。iLokが生きていればすぐ終わります。
Duende SSL
こちらもミックスで使うプラグイン。SSLにログインして、ダウンロード。こちらもiLok系のものなので、簡単ですね。
SpectraSonics
Stylus、Omnisphere、Trillianの再インストールをします。ライブラリは生きているので、アプリケーション部分だけ入れたいです。
MIさんのこちらの記事を参考にして、進めていきます。
一度最新バージョンのものをSpectraSonicsからダウンロード、インストールして、その後、SAGEとSTEAMフォルダを置き直して、っていう感じですね。これもライブラリが外付けしてあれば簡単に終わりそうです。
だいたいこんな感じでしょうか。その他プラグインとか、細々したものも入れ直したりしましたがメジャーどころではこのあたり。
まとめ:別領域に音源とっとくと楽
今回ソフト周りを再インストールし直したわけですが、一度もDVDドライブを使った再インストールをしませんでしたね。DAWが一般的になってけっこう時間が立ったのもあって、「ライブラリだけ別に保存してあるからアプリ周りだけ入れ直させてくれ」という要望が数多くあったのは容易に想像できますが、それに対して各メーカーがダウンローダーを用意したり、認証システムをうまいことやったりしたりでかなり乗り換えが快適でした。
やはり、入り組んでいるKontaktとBFDが少し面倒で、このあたりは時間がかかってしまうなぁという印象。サードパーティのサードパーティみたいな感じですからね・・・。
とはいえ、サンプル部分を外部にバックアップしてあれば、比較的すぐDLが終わるアプリケーション部分だけのDLとインストールのみで終わるので、音源用HDDと、バックアップ用HDDはできるだけ分けておいて、HDDの危機を感じたらどこかに避難させておくのが大事かなぁと思いました。