ドラマーがやってる小技をDAW上で再現する

地味に効いてくる小技たち

ドラマーがところどころで使っているちょっとしたテクニックだったり、フレーズだったりをDAW上で再現する方法をいくつかご紹介しようと思います。

僕自身、長年ドラマーとしてバンドマンをやっていて何度かお仕事でもドラムを叩いたり、MIDIアレンジをしたりしてきました。そこで実際に使っていたテクニックだったり、ドラムがメインでない人があまりやらなそうなことに触れられたらなと思います。

小技を入れる意味

ドラマーが小技を入れる意味としては、グルーブの補佐だったりアクセントをつけたりと言うのがほとんどです。サビに入るときの勢いづけだったり、基本のビートをかっこよくしたり、フィルインに強弱の波をつけたりですね。

「なにかドラムに足したいな」というときはこれから紹介する内容を取り入れると少し良くなるかもしれません。

テクニックたちを紹介

それでは、いくつか実際の演奏動画とDAW上での打ち込みをあわせて紹介していこうと思います。

1.ゴーストノート

これは一番小技としては一般的でこれはやってるよ!という方も多いと思います。

単にゴーストと言ったりもしますね。基本的にはスネアで奏でる音で、主に叩く音の間に小さくスネアを叩く事を指します。

たとえばこれ。刄田綴色さんのドラムですね。この曲のハネ感を表現するために、補佐的に入れています。

ジャズドラムとかでメインのライドとハットの間にカサカサ入れたりするのも有効ですね。

打ち込むとこんなかんじ

黄色いところがゴーストです。ポイントとしては通常のヒットのサンプルを使うこと。(リムショットなどではなく)。ベロシティを一定にしやや低めに設定することですかね。ベロシティは曲のノリにあわせてすこしばらつかせてもいいと思いますが、「ゴーストはこの音色」という感じである程度統一感があったほうがまとまって聞こえると思います。

2.フラム

フラムは主に単発の音を強調するときに使います。スネアやタム、ハイハットで使うことがありますね。

ほぼ同時に叩くけど若干ずらして叩くテクニックです。「タランッ」って感じで聞こえます。

僕の大好きなMikePortnoyさんから。イントロでは入りのハイタムの強調に入れたり、フレーズの区切りになっているスネアにフラムを入れてフィルイン全体に強弱の波があって非常に音楽的になっていると思います。

フラムを入れるところとしては

  • フレーズを一旦区切りたい
  • 頭の音などを強調したい
  • スネア+フロアタムとかだとおもすぎるけど他の楽器と合わせて強調した音をいれたい

などの場面が挙げられます。

打ち込むとこんなかんじ

オレンジがリムショットで黄色が通常のヒット音です。リムショットより少し低いベロシティで通常のヒット音を入れます。

ずらし方ですが、リムショットがオンタイムで来るように前にずらしたり、2つのノートの中間がオンタイムに来るようにしたりとフレーズによって様々です。また、ずらし方を大きくしたりするのも有効です。

ハットのフットペダル

これは癖でやっているドラマーもいると思うのですが、左足のハイハットのペダルを4分音符や8分音符で踏んで若干のアクセントをつけたり、両手が埋まっているときの4分音符のノリを出す役割を果たしたりしています。

これは頭のサビではライドの刻みにハットのフットペダルを入れて若干4分音符のノリを強調しています。

Aメロや間奏などでは右手をフロアタムに使いたいので、ハイハットの音をフットペダルで入れていますね。

フロアタムを刻みに使うときは、ドラムが低音によってすこしリズムがぼやけやすくなることが多いので、ハイハットで高域を埋めてあげるとドラムの存在感が損なわれなくなります。

この動画の1:30位からは、ライドのカップが大きなノリを演奏して、ハイハットのフットペダルで8分音符のノリを表現していますね。

打ち込むとこんな感じですね。ライムグリーンのところがフットペダルです。

結構いろいろなところでドラマーがさり気なく入れているので注目してみると面白いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は小技ということで、かなり地味な部分の紹介になりましたが、今後は元ドラマーの自分が普段どんな感じでドラムを打ち込んでいるかについてまとめていけたらと思います。

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